大腿方形筋


下双子筋の下方(遠位方)に位置する方形筋

部位: 寛骨外筋 殿部の筋 2層
起始: 坐骨結節からおこり、方形で、外側方に向かう
停止: 大転子の下部および転子間稜
神経: 坐骨神経(L4,L5,S1)
作用: 大腿を外側方に回転(外旋)する
備考: 坐骨神経は個人差があるが、梨状筋の上または下を走り場合によっては貫通する。
     このため梨状筋の緊張は、その固有の関連痛パターンだけでなく、坐骨神経の障害によっても痛みの原因になることがある。(梨状筋症候群)
     梨状筋の股関節を固定する役割が原因となる障害もごく一般的である。