ゆめとわの整体

 当整体院の一番の特徴は、からだをよく観察して不調を起こしている根本的な原因を探しだし、それを施術で整えることによって症状を和らげ、からだをその人本来の状態に近づけようとすることです。
 肩や首の張りであったとしても、その原因は首肩周りではないことがたくさんあります。腰痛であったとしても、腰部や骨盤に原因があるとはかぎりません。
 また顔やからだの歪みも、思わぬところに大元の原因が隠れていることが多々あります。その大元の原因にたどり着くために苦心することもありますが、皆さんが知りたいと思われている「何故、こうなってしまったのか?」という疑問に的確に答えるために、労を惜しまず神経を集中して対応させていただいております。
 

骨をボキボキしたり、骨格を直接動かすことはしない

 一般的な“整体”のイメージは、背骨や頚椎をボキボキと音を鳴らせて動かし、骨格を矯正するような感じかもしれません。しかし、当院では一切そのようなことは行いません。また、関節を強制的に大きく動かして可動域を広げるような施術も行いません。そのような施術は利得と損失(危険性)を天秤にかけたとき、明らかに危険性の方が高いと考えているからです。
 直接骨にアプローチしなくても骨格を整える方法はあります。それは筋肉や筋膜を整えることによって骨格の歪みを正そうとするものです。直接骨格を動かしても筋肉や筋膜の状態が改善されていなければ骨格はすぐに歪んだ状態に戻ってしまいます。
 からだには400以上の筋肉があります。それらの性質や特徴をつかんで対応しなければなりませんので、施術には知識と経験が不可欠です。また繊細さが要求される施術になりますので手間のかかることですが、こちらの方がより安全で確実性があるので、当院はその手法で行っています。
 

ひとつながりの身体

  私たちの健康を考えるときに、一番頼りにしたい医学医療の分野では、からだを部分にわけて診察・治療する方式になっています。眼科、耳鼻咽喉科、口腔科、整形外科、脳神経科、心療内科、循環器科、消化器科‥‥と幾つもの専門科があり、科学的分析と理論に従って医療の実際が行われています。しかし、この仕組みは多くの欠陥を抱え込む宿命でもあります。私たちのからだがロボットのように部品の組み合わせでできているなら、おかしくなった部品を修理したり交換することで対応できます。ところが私たちのからだは、受精卵というたった1個の細胞が果てしなく細胞分裂を繰り返して結果として成り立っているものです。ですから、全身は一つの細胞が発展したものであると捉えて考え、対策を講じる方が自然であり、理にかなっていると私は考えます。
 つまり、からだのどの部分も必ず関連し合っていると考えることを原点にして、からだの観察と施術を行うことが望ましいのであり、ここではそれを実践しています。
 
 

役立つ整体師を目指して

松本の画像

私は若い頃、熱心に野球をしていました。高校時代は投手として頑張っていましたが、時々肘を傷めてボールを投げることができなくなることもありました。
もうかなり昔の話ですが、その頃は少々からだが故障したからといって整形外科でレントゲンを撮ったりすることすらありませんでした。普通の高校の野球部に在籍していましたので、監督やコーチもOBの大学生が担当しているような状況でした。ですから肘の調子が悪くなっても的確なアドバイスや処置を受ける機会もありませんでした。
何処に行けばいいのか手探り状態の中、先輩のつてで治療院や整体院に行ってみたり、自宅近所の鍼灸治療院に通ったりしていましたが、どうもパッとしませんでした。
「こんなものなのかなぁ?」と高校生ながら疑問に感じました。「通っても無駄だな」と内心思いました。そしてこの思いが今の私の原動力になっています。
今、私は立場が反対の故障者や不具合や不調を抱える方々に対して施術する側になっています。「こんなものなのかなぁ?」と思われたくない、「もっとちゃんと期待に応えることができるはずだ」という一心で、この道を進んできましたし、これからも歩んでいきます。
これまでたくさんの人たちとの出会いがありましたし、今後もご縁のある人との出会いがたくさんあると思います。より多くの人に納得していただけて、満足していただける整体師を目指したいと、そう考えています。
(代表者 整体師 松本基淳 昭和35年生 東日本療術師協会員 No,1050215)


ゆめとわ整体の基礎知識として

三木成夫先生の世界